朝30分だけ。学がない私が乙4に受かった「続けられる勉強ルーティン」

免許・資格

前回の続き——「で、その朝30分、何やってたの?」

前回、こんな記事を書きました。

「学がない私が、ユーキャンで始めて、3年ブランクが空いて、最後は朝30分の参考書で乙4に受かった話」。

ありがたいことに何人かに読んでもらえたんですが、たぶんこう思った人もいるはずです。

「朝30分で受かったのは分かった。で、その30分、具体的に何をやってたんだ?」

今日はそこを正直に全部書きます。学がない人間が、仕事をしながら、どうやって乙4に受かったのか。賢い勉強法じゃありません。でも、続けられた方法です。

まず、私が最初に挫折した本当の理由

具体的なルーティンの前に、正直に書いておきたいことがあります。

前回、「最初の1ヶ月は毎日やったのに、だんだんやらなくなった」と書きました。あれ、ただ難しかっただけじゃないんです。心が折れた瞬間があったんです。

ユーキャンの通信講座には、問題を解いて提出すると添削して返してくれる仕組みがありました。最初の真面目だった頃、私もちゃんと解いて提出したんです。

返ってきた結果は——全然できていませんでした。

真っ赤、とまでは言いませんが、「え、こんなにダメなの?」というくらい。あれで一気にテンションが下がりました。「やっぱり自分には無理なんだ」と。そこからズルズルやらなくなって、気がつけば3年です。

なんでこの話を書くかというと、これから乙4を始める人も、たぶん最初は同じようにへこむからです。問題を解いて、できなくて、自信をなくす。でも、それは普通です。私も同じでした。そこで折れるか、続けられる形を見つけるか。その差だけなんです。

トラックの中の「朝30分」——これが軸でした

3年のブランクのあと、もう一度やり直すとき、私は勉強する「場所と時間」を決めました。

それが、トラックの中の朝30分です。

私の仕事は海コン(海上コンテナ)で、朝8時から10時くらいの間に、デバン(コンテナから荷物を出す作業)やヤードの並びで、必ず待ち時間がありました。この時間を、勉強に充てたんです。

ポイントは、ここです。

1〜2時間あっても、あえて30分しかやりませんでした。

長くやろうと思えばできたんです。でも、やらなかった。理由は単純で、30分のほうが、思いっきり集中できるから。

人間、ダラダラ1時間やるより、「30分だけ」と区切ったほうが集中します。私みたいに勉強が苦手な人間は特にそうでした。「あと30分やらなきゃ」と思うと、もう頭に入らない。だから区切る。終わり時間を先に決める。これが、続けられた一番の理由かもしれません。

トラックの中でやったのは、本屋で自分で選んだ参考書を読むこと。これを淡々と、毎日。

試験2週間前——夜に「問題集」を上乗せした

参考書を朝30分。これを3ヶ月ほど続けて、試験が近づいてきました。

試験の2週間前から、やり方を一段変えました。といっても、朝30分は変えません。トラックの中は、最後まで朝30分の参考書のままです。ここはブレさせませんでした。

変えたのは、です。

仕事が終わってから、家で問題集を解くようにしました。問題集といっても特別なものじゃなくて、

  • 本屋で買った参考書の巻末についていた問題集
  • それと、たしかユーキャンの教材にも問題演習があった(もう手元にないので記憶は曖昧ですが、テキストの練習問題や課題をやり直していました)

この2つです。新しく難しい問題集を買い足したりはしていません。手元にあるものを、繰り返しただけ。

そして、間違えたところ。ここが肝でした。

間違えた問題は、参考書とユーキャンのテキストに戻って、徹底的に見直しました。なぜ間違えたのか、どこを勘違いしていたのか。同じ間違いをしないように、何度も。学のない自分にできたのは、頭の良さじゃなくて、間違えた所をしつこく潰すことだけでした。

日曜日は、けっこう時間を使いました。平日は朝30分+夜の問題集が精一杯なので、まとまった時間が取れる日曜にガッと見直す。メリハリです。

化学式だけは、どうしても無理だった——娘に教わった話

正直に書きます。ここまで偉そうにルーティンを語っていますが、どうしても歯が立たない壁がありました。

化学式です。

実はユーキャンの講座には、物理や化学が苦手な人向けの副教材まで付いていました。それでも、私には難しかった。学がないとは、こういうことです。教材があっても、入口でつまずく。

運が良かったのは、ちょうどその頃、娘が学校で化学を勉強していたことです。

だから、娘に教わりました。いい年をした親父が、子どもに「これどういう意味だ?」と頭を下げて聞く。かっこ悪いです。でも、おかげでなんとか理解できました。

ここで伝えたいのは、一人で完璧にやろうとしなくていいということです。苦手なところは、分かる人に聞けばいい。教材でダメなら、人に頼る。それで受かれば勝ちです。

まとめ——学がない私の「続けられた」ルーティン

長くなったので、私がやったことをまとめます。

学がない私が乙4に受かった、続けられる勉強ルーティンのまとめ図解。①日常は参考書を朝30分、②直前は朝30分+夜の問題集+日曜まとめ復習、③化学式は娘に教わった

【日常:約3ヶ月】

  • トラックの中(朝8〜10時の待ち時間)で、参考書を30分だけ
  • 1〜2時間あってもあえて30分。集中が切れる前にやめる
  • 家では時間があるときユーキャンのテキスト

【直前:試験2週間前〜】

  • トラックの中は、変わらず朝30分の参考書(ここは最後までブレない)
  • 仕事終わりに、家で問題集(参考書の巻末+ユーキャンの練習問題)
  • 間違えた所は参考書とテキストで徹底的に見直し
  • 日曜日はまとまった時間を使う

【苦手分野】

  • 化学式は娘に教わった。教材でダメなら人に頼る

賢い方法でも、効率的な方法でもないかもしれません。でも、勉強が苦手で、仕事をしながらの自分でも続けられた方法です。

これから始める人へ

もしあなたが、

  • まとまった勉強時間が取れない
  • 長時間机に向かうのが続かない
  • 何から手をつければいいか分からない

そういうタイプなら、私の「待ち時間に30分だけ」「順番が決まった教材で土台を作る」やり方は、参考になると思います。

特に「何から始めればいいか分からない」人は、順番が決まっている通信講座で最初の一歩を踏み出すのは悪くありません。私みたいに途中で挫折しても、その土台は、戻ってきたときにちゃんと活きます。

最初の添削で全然できなくても、大丈夫。私も同じでした。それでも、続け方さえ見つければ、学がなくても乙4は取れます。

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました